いまさら語るものではないのかもしれませんが。


前記事で書いたように衝動買いして、積むと読まなくなるのは目に見えているので一気読みしました。
山と積まれた仕事や可及的速やかに片付けるべきなのは誰の目にも明らかな部屋も放置して。


結論からいくと、僕の琴線には触れまくり、心の鐘鳴らしまくりの作品でした。


重度のアスカ派とはいえ、シンジとアスカが沸いて出ていきなりキスしてセックスした挙句最終的に手をつないで去っていくような安易なLASにはうんざりしていた僕なので、こういうスタンスの作品は評価せざるを得ません。
アスカをメインにしながらも、レイとの距離感もかなり良い感じでした。
まだそこまで読み込んではいないし、旧世紀版エヴァやその解釈からもしばらく離れているので内容について下手なことは言えません。が、(委員会とゼーレの扱いが混乱していたように思えたものの)原作と齟齬はそこまで生じておらず、また演出を重ねている面も多分にあり、なんというか愛情を感じました。

面倒くさいこともあって詳しく書くことは避けますが、全体的に抱いたイメージなぞをつらつらと。

なんとなく近いと感じたのは「最終兵器彼女」でしょうか。
まあ重なる点を挙げろと言われると困るんですが、まあ全体的なイメージですから。


一度「好き」という感情を知った人間は、好きになった人を救うことでしか救われないということでしょう。


最終的に突き詰めに突き詰めて違う世界に飛んでいったのがサイカノで、とりあえず着地したのがこの作品、とでも言っておきましょうか。
読んでいる間に散々精神状態は悪化しましたから、最後に全部ひっくり返されたりしたらもう俺死んでたかもしれない……


ラストのドイツ語が解るようで初見では掴めなかったので悔しかったです。
訳をさらっと見ただけで結構わかったので更に悔しかった……

versprehenは誓うだよなあそうだよなあ。



まさかの現実に引き戻される結果となってしまいました。
誠に残念で遺憾です。ドイツ語、単位来てるのかなあ……

読み返してきます、といいたいところですがやめときます。
仕事もあるし寝なきゃだし、そうでなくても死にかねないww


サイカノがまた読みたくなってきたが、残念なことに全巻実家だなあ。
次の帰省はいつだろう。春休み? 来年の体育大会?


……帰省中にあんなの読んだら精神的な意味で本当に潰れる。間違いない。


どうしようか。



↓今回はちょっと大学が絡んできたw
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